d_260039 双子鏡音と魔法:支配の声
    
    
    
      鏡○リン&レンの小説。
 
幼い頃に戯れにかけた魔法が、二人のその後の関係にやがて、大きな変化をもたらしていく。
 
「この間、『支配の声』を覚えたよ。
言葉の通じる生き物に命令して、自分の言うことを聞かせられるんだって」 
「ふうん……?」 
リンは、小さく首を傾げた。
 
「ねえレン、試してみせてよ。
私にかければいいでしょ?」 
「それじゃ、リン――」 
レンはすうっと息を吸い込んで精神を集中させ、覚えたての魔力を一生懸命に込めて、次の言葉を発した。
 
「――『ぼくを愛して』!」 
一瞬、リンの目が虚
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        情報
        
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            品番 d_260039 
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            ページ数 22 
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            発売日 2023.01.29